青と黒なのか白と金なのかは脳による視覚処理の問題?

ある服の色が青地に黒の縞なのか、それとも白地に金の縞なのか。

話題になっていて、最初は気にしなかった。

この青と黒のドレスの何が問題なの?」って。

 

ところが次の日に同じニュースを同じパソコンで見たら

え!?白と金にしか見えない!」という事態に。

 

・・・だいじょうぶなのだろうか、おれ。

 

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青と黒か白と金かはその日の体調によって見え方が変わる

 

 

人間の視覚っていい加減なものだなと思う。

自分自身でそのことにこれほど驚かされたのは今回が初めてだ。

 

青か白か

 

上の画像で言う左側の青と黒に見えたり、右側の画像で言う、暗いところで見る白と金に見えたり。

(これも私自身にそう見えるだけで他の人にどう見えるかはわかりませんけど)

その日によって見える色が全く変わるんだね。

 

上の絵はどうやってるかというと、左の赤と黒の透明度を上げて、かつ、背景のクリーム色を乗せて見た。

元の画像が明るいところで逆光の状態で撮ったドレスの画像だからね。

 

 

白と金 青と黒

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000070-zdn_n-sci

 

今現在は自分には白と金に見えるが、さっきこのニュースを確認した時は青と黒に見えた(笑)。

なんていい加減な脳の認識力。

 

 

モルフォ蝶の青い羽根も飛んでいるときは光ってキラキラするだけらしい

 

しばらく前にNHKのテレビ番組でやっていた。

「ダーウィンが来た!」

だったかなと思うのだけれども、

 

エクアドルかどこかの自然の中を飛ぶモルフォ蝶。

あれは美しいい青い蝶なのだけれども、日向を飛んでいる姿を見ると、ただキラキラ光っているだけで色がわからない蝶にしか見えないらしい。

でも、見る人によっては、鮮やかな青をきらめかせながら飛んでいる、という風に見えるらしい。

 

同じことなのかな、と思った。

でも、モルフォ蝶の羽の色は「構造色」と言って、鱗粉の立体構造を変化させることで「光が反射して青く見える」というものらしい。

ほんとうに青い色素が作られているわけではない。

(本当の青い色素が青く見えるかどうかというのも脳が決めることではあるのだろうけれども^^;)

 

だから、モルフォ蝶の例を出すのは不適切かなとも思った。

それで、冒頭に載せたような絵をパワーポイントで作ってみたのだけれども。

自分のイメージの中では、周囲が明るいから青黒が白金に見えるのではないかなということへの傍証なんだけど。

 

で、専門家の意見を探してみた。

 

 

網膜に入ってきた光信号を脳が認識して感じる色は周囲をどう認識するかで変わる

 

日本語の説明がどうもどれもピンと来なかったので、英語圏で探してみた。

以下のような説明があった。

http://www.livescience.com/49980-dress-color-explainer.html
ニューヨークのロチェスター大学の視覚研究者のDavid Williamsはこう言う。

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光は異なる波長の組み合わせであり、それを脳がいろとして受け取るのです。光が網膜に入ると、網膜の錐体細胞は赤、緑、あるいは青の波長に対して反応します。しかし、あなたの眼が受け取っている波長の情報は、あなたが見ている物体が反射している波長であるとは限らないのです。

「あなたの脳は常に問題を処理させられているのです。」Williamsはいう。「何かの対象物を見た時にあなたの眼が対象物から受け取る光は二つのことに依存しています。その対象物に当たっている光はどんなものか、そしてその対象物そのものはどんなものなのか、です。」と彼は言うのだ。「つまりあなたの脳は常に背景情報の中においてその対象物の色が何色であるかを描き出そうとしているのです。」

光の強さは一日の中でいろいろ変わりますし、白熱灯の下で見るか、蛍光灯の下で見るかも変わりますが、脳は常にその真実の色を認識しようとし続けているのです。

このドレスのケースでは、本来の色(青と黒)に見えないという人たちがcolorblindだとか色覚を認識する錐体細胞に問題があるというわけではありません。Williamsはいう。「私が思うには、脳がその場の照明の強さをどう判断しているかによっての違いなのだと思います。」

「例えば、もしもあなたの脳がドレスに当たっている照明はかなり暗いと判断すれば、ドレスはそれ自身がかなり光を反射していると脳が考えて、白と金色に見えるのです。」Williamsは言う。しかしそうではないと脳が判断すれば(照明は大変明るい)、ドレスの色それ自身が暗いはずで、青と黒だと認識するというわけです。

では、我々は日常生活の中でどうしてこんな事態に直面しないのだろうか?

実生活ではドレスはもっと広い視野の中で目に入るし、他の対象物に対する光の当たり具合も同じである。ドレスに当たっている照明がどんなものであれ、我々の脳はその証明による影響とドレスの真実の色とを切り分けて認識することができるのだ。

「周囲に見えるものとの脈絡、整合性で色が決まるのです。(It’s all about the context.)」

Williamsはそう強調した。

 

 

 

脳が色を判断するのであって、真実の色が常に認識できるわけではない

 

青と黒に見えているときには明るい光が当たっている場所にドレスがあると脳が感じていて、

白と金に見えているときには、背景が明るいけれどもドレスは逆光で暗い状態で見ていると脳が感じているわけだ。

 

スライド2

 

確かに、このドレスの画像は背景の景色が明るい。

だけどドレスに対する背景の景色の比率が低いから、ドレスに光が当たっているのか、それども逆光で見ているかの判断がその時々で変わるんだろうね。

だから見え方が変わるのか。

 

 

 

 

比率を変えてみました、いかがですか?

 

青か白か2

 

こうしてみると、人間の記憶の中の色なんて、さらに個人差が激しいんだろうなあ。

胸に刻み込まれた彼女とのデートの日の思い出の色が、彼女とは共有されてなかったりして。

 

あ、それは別の心理的問題が絡む場合もあるのか(;^ω^)。

 

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