夏に子供が高熱を急に出した場合 嘔吐の有無で対処を考えましょう

夏あるいは初夏に子供、それも小学校に入る前の小さい子が急に熱を出すことがあります。

39度以上の高熱をいきなりポンと出して、さっきまで遊びまわってたのにぐったりしてる。

そういうときは、吐き気や嘔吐の症状があるかどうかで判断しつつ、大人ができることをしてあげながら病院に行きましょう。

 

スポンサードリンク

 

夏に子供のいきなりの高熱、とりあえずの対処法は安静と冷却です

 

夏の暑い盛りでも、汗をだらだらかきながら元気に走り回る子供たち。

夕方になってますます元気はつらつ、夕ご飯の準備をしている間も居間できゃっきゃと遊んでいます。

それが、いきなりぱたんと走るのをやめたと思うと

「ママ、しんどい。」

寄ってきたかと思うとごろんと横になります。

 

「なにやってるの、あかりちゃん、いきなりキッチンの床に寝ないでよ。。。あれ?熱いわよあんた!」

急いで体温計をわきに挟んでみると38.7℃もあります。

汗だくだから、本当はもっと熱が高いのかもしれません。

 

hatsunetsu_kodomo

「あかりちゃん、しんどいのに走り回ってたの?」

「しんどくなかった、今急にしんどくなったよ、でもだいじょうぶ。」

「気持ち悪くない?頭痛くない?」

「だいじょうぶ、なんかしんどいだけ。ママ、今日の晩御飯はなあに?」

「あんたね~、大人なら食欲なんて出ない高熱だわよ。」

「あかり、ハンバーグがいいな。カレーじゃないのは匂いしないからわかったけど。」

 

食欲もあり、鼻も効いてるようです。

熱で頭がぼーっとしてる感じも、今のところはないですねえ

いったい何を考えたらいいのでしょうか?

 

まあ、何であれ、すぐにすべきことは決まっています。

 

1.まず、汗かいた服を着替えさせます。

2.次に、あなたの目の届く、部屋の中では風通しのいいところに寝かせます。

(直接エアコンや扇風機の風が当たらないようにしてください)

3.アイスノンや氷水で頭、首、わきの下を冷やしてあげてください。

4.水分補給、できればアクエリアスのようなイオン飲料を飲ませましょう。

 

夏場、子どもが高熱を出したら、親が真っ先にすべきことは上の4つです。

 

次にどうすればいいか説明しますね。

 

 

 

夏の子どもの高熱で嘔吐せず意外に元気ならヘルパンギーナかも

 

夏場に子どもがいきなり高熱を出した場合に多いのが夏風邪です。

それも、ヘルパンギーナと呼ばれる、子供に特徴的な症状のウイルス感染症による夏風邪であることがけっこう多いです。

 

ヘルパンギーナの特徴は急な高熱と、口腔内の水疱が特徴的なウイルス感染症です。

水疱は小さなぶつぶつがたくさんのこともあれば、大きなものができることもありますが、痛みや不快感を伴うので、食欲はあるのに食べると痛い、ということで、ご飯を食べたら病気がわかることもあります。

 

family_syokutaku

「あ、あかりちゃん、どうしたの、あらあら。口に入れたのを出さないのよ。」

「このハンバーグ、痛い!」

「いたい?辛いとかしょっぱいじゃなくて、痛い???」

スポンサードリンク

「いた~い!うえ~~~~ん!」

 

ということでお子さんの口の中を見てみると、水疱がいっぱい、一部が破れています。

「えええ!こ、これなに、大丈夫なの!?あかりちゃん、だいじょうぶなの?」

 

訊かれても子供はわかりませんから、お母さんのうろたえぶりを見てさらにパニック!

「うええええ~~~~ん。ママのハンバーグこわい~!」

「あ、いや、かおりちゃん、ハンバーグのせいじゃないから。」

「だってママすごいびっくりしたもん。あかり、しんじゃう?」

「いや、そんだけ食べてりゃ大丈夫よあんた。」

「だいじょうぶ?パパにもしもししなくていい?」

「うん、うん、電話したらまた大騒ぎするからやめとこうよ。」

「そうね、パパはビビりだもんね。」

「そうなのよ~、ってあかりちゃん、もういいの?」

「うん、お口痛くない、もういい。もっと食べる。」

「あ、ちょっと待ちなさい」

「・・・うえ~~~~ん!ハンバーグ痛い~。」

 

・・・・(;^ω^)

 

ヘルパンギーナの特徴は、ほとんどの場合、高熱と水疱だけで他の症状が少ないことです。

だから他の風邪に比べたらたいしてしんどくないんですね。

基本的には、急な発熱と口腔内の水疱、そして吐き気や下痢や咳などの症状がないことが特徴です。

 

対処方法も、熱を氷で冷やしてあげるのと休ませてあげること。

24時間から48時間で治ります。

 

 

 

子どもの発熱と発疹に、嘔吐が加わったらちょっと注意が必要です

夏風邪のウイルス性の発疹には、ヘルパンギーナ以外に手足口病というのもあります。

これらはエンテロウイルスとかコクサッキーウイルスとかのありふれたウイルスにより引き起こされます。

どちらも熱が出て、水疱ができる以外には問題なし。

ただし、気を付ける必要があるのが、吐き気と嘔吐です。

 

高熱なので頭痛を訴える子供は少なくないのですが、

本当に吐いてしまうような吐き気があった時には、少々厄介な状態である可能性があります。

 

髄膜炎と言って、ウイルスが口腔内にとどまらず、脳神経系で増えてしまった場合、

あるいは免疫の反応でそちらで炎症がおこった場合、嘔吐に至ることがあります。

重症化することは稀ですが、放置して体力が落ちてしまうとちょっと危険です。

 

iryou_doctor_nurse

髄膜炎なら、できる限り速やかに入院して管理治療を受けるのが大事になってきます。

大人の場合は首を曲げると痛いとか、脚を持ち上げると痛いとかいう特徴的な症状が出るのですが、

子どもは髄膜炎にかかってもそういう症状が出にくいのです。

だから、嘔吐するということは重要なサインです。

 

あ、もちろん、偏頭痛が強い子供とかは頭痛だけで嘔吐しますけど、今回のように、

 

1.急な高熱

2.口腔内に水疱

そこに、

3.嘔吐

これが加わった時には、

ヘルパンギーナの原因ウイルスなどによる髄膜炎も疑って、小児科に連れて行ってあげてください。

 

 

 

夏の子供の高熱で、だけど元気で嘔吐がない場合のまとめ

夏風邪にかかっている可能性が高い。

口腔内の水疱があればヘルパンギーナ化手足口病である可能性が高い。

夜から明け方までなら基本的には冷やしてあげて安静にして様子を見る。

(小児科の診療時間であれば連れて行く)

嘔吐があれば、夜中でも念のため、小児科を受診する。

 

他にもいろいろ可能性はありますが、ヘルパンギーナのこと、念頭に置いておいてくださいね。

スポンサードリンク
LINEで送る
[`buzzurl` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です