香川県の小学生の糖尿病または糖尿病予備軍率は10%超え@2014年

 

香川県といえば「うどん県」として県起こしをしているぐらい、うどんが大好き。

讃岐うどんという言葉を知らない日本人はほとんどいないと思うよね、確かに。

大人も子供も、香川の人は讃岐うどんを毎日のように食べるらしい。

 

お腹いっぱいになるし、日本の伝統的な食事だから西欧型の食事に比べればヘルシーとのことだ。

香川県出身の要潤さんも「うどん県」の副知事として広報活動を担当している。

 

で、その結果が小学生の健康にどんな結果を生み出しているのか・・・。

 

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香川県の小学生の健康調査で4年生の10%が糖尿病予備軍

 

Yahoo!ニュースを見て驚いたので、ピックアップしておくのである。

以下がそのニュース、読売新聞に掲載されている。

 

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小4の1割、おじさん化?…肝機能・脂質に異常

 

読売新聞(ヨミドクター) 8月3日(月)14時21分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150803-00010000-yomidr-hlth

小学4年生を対象に、香川県が昨年行った血液検査で、肝機能、脂質、血糖値の異常値を示した子どもの割合が、それぞれ1割に上ることが分かった。

食生活や運動不足の影響が大きいとみられ、研究者は全国調査を求めている。

調査は同県の17市町のうち、小学4年生の採血を行う16市町が対象。保護者が同意した8264人(全体の約96%)について、肝機能、脂質、血糖の検査値を集計した。肝機能は、肝臓の負担が増すと数値が上がるALTなど3項目を調べた。

このうち一つでも異常値を示した割合は男子12・4%、女子9・5%だった。

総コレステロールや、中性脂肪などの脂質が異常値となった子どもは男子10・2%、女子11・5%。高血糖状態が続いていることを示す「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の高値は、男子12%、女子10・9%だった。各検査項目の小児基準値は、国内の研究や医師の意見を基に、同県が設定した。

以下省略

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・・・いやあ、ほんとうですか、これ? (; ・`д・´)

と、けっこう驚かされた。

 

自分は小学校や中学校、高校でも血液検査をした記憶はないのだけれども、

大学のときに健康診断で検査をした記憶の限りだと、30人ぐらいの結果を聴く限り、異常値が出た同級生や先輩後輩は一人もいなかった(黙ってたらわからないけど)。

だから、小学校4年生で10%もの子供が肝機能なり、中性脂肪なり、HbA1c 、つまり血糖値なりで異常値が出ている、メタボだっていうの、驚き。

 

でも、これ、香川だけに限ったことだろうか、それとも全国レベルの話だろうか?

香川県の検査担当者たちは、全国レベルで同様の検査を実施すべきだと主張しているとか。

香川県だけの問題ではないと考えているのだろうね。

 

・・・でも、本当にそうなんだろうか?

 

 

香川県と徳島県は糖尿病を死因とする成人率が平成25年は全国2位

 

香川県の小学4年生の1割がメタボな中年と同じ結果、という、上に紹介した、この検査結果が平成26年だ。

その1年前には成人の検査結果でも、死因の中に占める糖尿病の割合が全国2位の17.4%という結果が発表されてその高さが話題になった(全国平均は11.0%)。

ちなみに、全国1位はお隣の徳島県で17.6%、同じ四国の高知県は全国6位の15.0%。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai13/dl/h10.pdf

 

この原因はいったい何なんだろう?

ごく普通に考えると、やはりうどん県の影響が大きいのかなと思う。

だって、香川とか徳島とか実際に旅行に行って見てごらんよ。

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びっくりするほどうどん屋さんだらけだし、

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びっくりするほど安くておいしくて大盛りだし、

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びっくりするほど地元の人がうどんを大量に食べている、一緒にビールもがぶがぶ。

 

そりゃあもう、食べる量からして食後の血糖値の上り方はものすごいものがあるだろう。

そしてうどんといえば純度高く精製された糖質の塊。

食べればあっという間に消化されて血糖値を速やかに上げる、いわゆるグリセミックインデックスの高さたるや、ほかの麺類の追随を許さないのだ。

 

だから、大人に影響されて小学生のうどんの食べっぷりもものすごいんじゃないかなと思う。

それなら血糖値も上がるし、内臓脂肪も増える。

糖質の食べ過ぎで真っ先に脂肪がつくのが肝臓だからね、小学生から脂肪肝で肝機能異常ってことなんだよね。

いわゆるNAFLDという病態だ。

 

 

香川県の成人の糖尿病による死亡率が1年で全国平均並みに低下の謎

 

不思議なこともある。

前の章で、平成25年の香川県の糖尿病による成人の脂肪率が全国2位であると書いた。

ところが驚いたことに、その次の平成26年にはそのワースト2位の記録をあっさり返上している。

11.9%は全国でワースト18位と、下から1/3よりよいところまでまで大幅に回復、

全国平均(11.0%)に届きそうなまでに死亡率が下がっているのだ。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai14/dl/h10.pdf

 

なんでだろう?

ほかの都道府県ではそこまで劇的な変化は発生していない。

これは全くの謎。

 

もしかして、不名誉な記録を気にしている香川県の要請で香川県の医師たちが「糖尿病以外の病名を何とかひねり出して書いた」なんてことではないよねえ。。。

いやいや、そんなまさかだよね。

まあ、これはもう少し長い期間、いろんな都道府県のデータを積み上げていけばいずれわかることでしょう。

 

特に小学生の血液検査、今年度はぜひ全国規模でやってみてもらいたい。

香川県が特殊なのか、今の日本全国の小学生がメタボなのか、よくわかるだろう。

 

 

小学生からメタボで糖尿病予備軍にしないためにできること

 

それにしても、小学生からメタボ予備軍、これはどうすれば防げるのだろうか?

上に紹介した読売新聞にはこう書いてある。

 

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同県の調査で、検査値異常の子どもは「腹いっぱい食べる」「早食い」「1日のゲーム時間が長い」「特別な運動をしない」などの生活習慣が多いことが分かっている。

高松市では異常値の子どもの家庭に、養護教諭らが「肉を減らし野菜を多く」「お菓子やジュースを減らす」「休日は家族で運動を」などの生活指導を行い、数値が改善する例が相次ぐなど成果が表れている。

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ふむ、まさしく生活習慣病。

「腹いっぱい食べる」、しかも「早食い」というのを是正すれば改善するのも納得する。

「お菓子やジュースを減らす」「休日は家族で運動を」というのもよいこと。糖質摂取を減らして運動させるのはとても良いことだ。

 

でも、危惧するのがこれ、「肉を減らし野菜を多く」というの、養護教諭らの指導らしいが、その根拠は何だろうか?

育ち盛りの子供に大事なのはたんぱく質と脂肪をしっかり食べることであって、それを減らすような指導には首をかしげざるを得ない。

もしかして、カロリーを減らすことだけ考えて、脂身を含む肉を減らしているのでは?

 

それはまさしく、今の日本人の成人をメタボに追い込んだ考え方なんだけどなあ。

 

子供には良質なたんぱく質と脂質をしっかり食べさせようよ。

うどんは食べなくても大丈夫だからさ。

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