10月の野外イベントでデング熱に感染する確率は?

代々木公園でのデング熱感染は2014年8月中旬から始まりました。

毎日、膨大な数の訪問者であふれていた夏休みの代々木公園は、フリーマーケットなども含めると様々なイベントが開催されていました。

代々木公園、明治神宮、新宿中央公園、横浜海の公園などの閉鎖を受けて、9月にはたくさんの野外イベントが中止になりましたが、10月に開かれる野外イベントはどうなるのでしょうか?

 

10月ならデング熱感染はもう大丈夫なの? それともまだ危ないの?

スポンサードリンク

 

デング熱ウイルスはヒトと蚊の間で行ったり来たりする

 

デング熱ウイルスというのは、熱帯や亜熱帯のサルに感染して増幅するウイルスであると考えられています。

しかし、それはもともと、蚊の消化器官に感染する能力を持ったウイルスであったとも考えられています。

吸血するメスの蚊から血を吸われた動物にウイルスが移り、その中でたまたま、サルで増幅するウイルスがいて、それがばんばか増えた、その状態のサルの血を吸った別の蚊に感染して、それらの蚊がさらに別のサルにウイルスを伝えて・・・

 

ということで、蚊→サル→蚊→サル→蚊→・・・

という繰り返しの連鎖の中で流行していったわけです。

 

それがサルではなくてヒトで発生したのが今回の代々木公園の事例です。

これまで、80人以上の感染者が発見されています。

ですが、軽症の人や、病院に行って騒ぎになるのが嫌な人もたくさんいると思うので、少なめに見積もって800人以上は感染したんじゃないかと思われます。

 

おそらく、東南アジアなどで感染して、日本に移動して、ウイルスが増えた状態で代々木公園に来たヒトが、けっこうたくさんの蚊に血を吸われたのだと考えられます。

そして、それが毎日のように代々木公園に来た人たちや、代々木公園に住んでいるような人たちに蚊を通して感染して増幅し、その血を吸った蚊がたくさんの人にウイルスをうつした。

ということで、感染した人は様々な別の場所で別の蚊に血を吸われるでしょう。

 

だから、新たな場所で感染した蚊が別な人の血を吸って、その人の中でウイルスが増幅して、その状態のその人の血液を別の蚊が吸って感染して・・・無限ループ。

理論上は、首都圏はどこにでもデング熱ウイルスを持ったかがいる可能性があります。

代々木公園で刺されて、首都圏以外で発症した人たちが地元で蚊に刺されていれば、その近辺でデング熱感染が広がる可能性もあります。

 

理論上は、です。

 

 

ヒトスジシマカは感染させる力がやや弱い

 

メスの蚊は、卵を産むために哺乳類や鳥類の血液を吸い、栄養とします。

消毒していない針でいろんな人に注射を繰り返すようなものですから、その際に蚊が媒介するウイルスが感染するというわけです。

デング熱ウイルスの場合、特定の蚊(ネッタイシマカやヒトスジシマカ)の消化管上皮、腸粘膜に簡単に感染するので、ウイルスを持った人の血を吸った蚊は、腸内でのデング熱ウイルス感染状態になります。

 

では、デング熱ウイルスに感染したヒトスジシマカがすぐにそのウイルスを人に移すことができるかというと、ヒトスジシマカの場合はあまりその能力が高くありません。

ウイルスが蚊からヒトに移るためには、

「蚊の唾液の中にウイルス粒子がたくさん存在する必要がある」

のですが、ヒトスジシマカの多くでは、腸管細胞に感染していても、唾液腺細胞にウイルスが移動しにくいことが知られています。

スポンサードリンク

 

このため、ヒトスジシマカは自分自身はデング熱ウイルスに感染しやすいのですが、それを人に感染させる能力は低いのです。

熱帯や亜熱帯にいるネッタイシマカは、その能力が高い、だから熱帯や亜熱帯でのデング熱感染はしつこく何度も繰り返されると考えられています。

それに対して、日本でのウイルス媒介者であるヒトスジシマカがある程度高い感染能力を持つのは、

蚊のライフサイクルが速いスピードで回転している、夏の暑い時期だけだと考えられています。

 

その点からすると、これから秋に向かう日本におけるデング熱の感染は、次第に収束していく可能性が高いと考えられます。

だから、お彼岸過ぎたあたりから、ヒトスジシマカに刺されても、デング熱に感染する可能性はかなり低くなると予想できます。

 

 

ハロウィンの仮装パレードで生足ミニスカートやへそだし衣装は大丈夫か?

 

生足ミニスカート 

 

さて、野外でのイベントはこれからもいろいろありますよね。

9月後半から10月いっぱいにかけては、各地でハロウィンの仮装パレードが開催されます。

 

川崎ハロウィンは言うに及ばす、町内イベントとしてハロウィンを楽しむ自治体もたくさんあります。

そんな野外イベントで、蚊に刺されたときにデング熱に感染する可能性はどのぐらいなんでしょうか?

 

おそらく、ですが、

10月に入ってからのイベントで蚊に刺されても、感染する可能性はかなり低いと思います。

上に書いたように、ヒトスジシマカが高いウイルス媒介力を持つのは暑い夏の時期に限られるからです。

 

ですが、どんなことにも100%大丈夫、なんてことは言えません。

ジバニャンの着ぐるみとかで完全に覆っている人はいいのですけれども、そうでない人。

 

たとえばこんなセクシーなパイレーツオブカリビアンとか。


ジャック・スパロウ 衣装、コスチューム 大人女性用 パイレーツ・オブ・カリビアン 海賊 S…

 

こういう格好をする方は、露出部分が蚊に狙われることはある程度、覚悟の上で野外イベントに臨んでくださいね。

虫よけスプレーをしっかりと塗って、できれば素肌ではなくてタイツなどで足を覆ってイベントに参加すること、お勧めします。

 

周りで見ている人も同じくですよ。

虫よけスプレー、10月いっぱいまでは忘れずに準備して野外に遊びに行ってくださいね。

スポンサードリンク
LINEで送る
[`buzzurl` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です