胡蝶蘭を長持ちさせる 鉢植え 秋から冬にかけて

とてもゴージャスな大きな花である胡蝶蘭。

日本では見かけない南方の美しい花ですが、鉢植えでいただいたりすると、ほんとに嬉しいですよね。

 

・・・でも、この花ってどう扱ってあげたらいいんでしょうか?

寒くなっていく秋から冬にかけて、胡蝶蘭の花を長持ちさせる方法の覚え書きです。

 

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http://commons.wikimedia.org/wiki/User:Pinay06

 

胡蝶蘭は湿度の高い山の谷間で育ちます

 

胡蝶蘭は東南アジアやオセアニア北部などの、アジアの暖かい地方に自生する蘭の一種です。

とても湿度を好み、滝があり、いつも水しぶきが漂っているような谷間に群生しています。

時には滝の流れ落ちる場所にかかっている大きな木の上に並んで、滝の流れに鮮やかな彩りを添えているようなこともあります。

 

どうしてそんなに湿度を好むのか?

実は、胡蝶蘭というのは地上に育つ植物ではないのです。

他の木の表面に張り付いて、根をその木の中まで侵入させて育つ、ヤドリギのような花なのです。

 

だから彼女たち、水分と養分は寄生している木からいただきますが、それだけではなくて空気中の水分も吸収するのが得意なんですね。

地中深くにたくさんの根を張って水を吸い上げることができるわけではありませんので。

だから、鉢植えとなっているときにも、湿度は高い方が好みです。

 

人間だったらちょっとべたべたしていやだな、と思う湿度70%以上の環境にいるのが理想です。

加湿器でそよそよと湿度の高い空気をあててあげるのが一番ではあります。

だからといって、胡蝶蘭のために部屋の湿度を高く保つのは本末転倒ですよね。

 

 

根っこを覆うミズゴケに水を上げる

胡蝶蘭は、あたかも地植えのような鉢に入っていても、その中を見れば根っこは水苔(ミズゴケ)に覆われているものがほとんどです。

水苔は適度に保水能力があるけれども水はけがよいので、胡蝶蘭のような気の上で生活する植物にとっては理想的な素材なのです。

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ですから、鉢植えのコチョウランにお水を上げる場合、この根っこを包んでいる水苔に水を含ませるように補充します。

コチョウランが生えている木の水分を補給してあげるようなイメージですね。

 

その意味では、一度、いただいたコチョウランの根っこの状態を確認した方が良いです。

表面を覆っている水苔や土のような素材を取り除いてみると、水苔の入ったビニールの鉢植えが中に埋まっている事あがあります、ここが水を与えるべき水苔です。

これを確認しないで茎の根元付近に水を注いでも、大事なところに水がちっともいかずに鉢の中を素通りすることがあります。

必ず、ハチの中、胡蝶蘭の根っこがどこにあるかを確認してください。

 

 

水を上げる頻度はどのくらい?

これは、季節と部屋の湿度によります。

 

部屋が乾燥していない、50~60%の湿度があるのであれば

10~11月は10日~2週間に1回ぐらい

12~2月は3週間に一回ぐらいです。

 

エアコンが効いていて、部屋が常に乾燥しているようであれば、1週間に一回ぐらいまで水を上げてかまいません。

もしも根元を覆う水苔が触れる状態であるなら、これが乾燥してしまわないように保っていただければよいです。

 

南方の花なので、室温は冬でも15度以上、常に保ちたいですね。

夜は必ず部屋の中においてあげてください、室温の下がる出窓部分や玄関に置くと枯れてしまいます。

 

日あたりは、それほど必要ありません。

もともと湿気の多い山の谷あいの、木の幹にへばりついて咲く花です。

「どうせ私は日陰の女よ・・・。」

 

あれ?だれか何か言いました?

カーテン越しの光があれば大丈夫です。

 

 

うまくすると3年ぐらいは花開きます

可憐な花ですが、生命力はそこそこ強い花です。

他の木に寄生するぐらいだから、根性はけっこうある方じゃないかと(笑)。

 

ですから、温度を15度以上、湿度を70%以上維持できれば、3年ぐらいは何度も花を咲かせてくれます。

ただし、本来は土に生える植物ではないので、地植えしても元気になることはありません。

(ひと夏だけなら花を咲かせてくれることもありますが、冬の間にほぼ枯れます。)

 

逆に、環境さえ整えば、庭の木に水苔ごと縛り付けておくと、しっかりその木に寄生してくれるようです。

八重山諸島などにお住まいであれば、チャレンジしてみてください。

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