月見団子 3歳以下の幼児や高齢者と食べるときの注意点

中秋の名月の夜に、月見団子を食べるのは日本ならではの楽しいイベントです。

お子さんもお年寄りも楽しみにされていると思います。

・・・でも、楽しいイベントだけに、のどに詰まらせないような安全への気配り、重要なのです。

スポンサードリンク

 

満月

 

十五夜のお団子は美味しいのですが、サイズが危険

 

十五夜ではお団子を三方に飾ってお月様にお供えしてから、みんなで食べますよね。

地方によって形は多少変わりますが、お月様に見立てたまん丸いものが多いですね。

平均的なのはブドウの巨峰の粒~マスカットの粒ぐらいの大きさでしょうか。

 

あのぐらいの大きさ、口に入れて噛むのにとてもいい大きさでいい感触です。

もっちもち感がまたいいですよね。

上新粉やもち米粉を混ぜてお好みの硬さ、弾力感に皆さん仕上げているかと思われます。

 

でも、あのサイズって、ちょうどのどに詰まらせるのにばっちりなサイズでもあるのです。

一時期、こんにゃくゼリーがのどに詰まらせて危険だと叩かれていました。

 

実は、のどに詰まらせる事件が一番多い、危険な食べ物はお正月のおもちなのです。

毎年、数百人がのどに詰まらせてしまい、吐き出せなくて命に関わるような状況に陥ります。

被害者のほとんどはお年寄りと、小さなお子さんです。

 

もちもちのお月見団子にも同じ危険性がはらんでいます。

 

 

お月様に見立てた形で、噛み砕きやすさも考えて作ろう

 

おもちでもお団子でも、もち米粉を含むと弾力性があり、簡単には噛み切れなくなります。

特に、奥歯の発達していない乳幼児や、ほとんど入れ歯になってしまった老人では、あの弾力性のあるおもちやお団子素材を小さく噛み砕くことが難しいのです。

ほどほどにかんで甘みを味わって、甘みが薄れると、そのまま飲み込むケースが増えます。

 

すると、胃の方に行く食道と、肺に空気を入れる気道との分岐点にすっぽりとはまってしまうサイズになりやすいのです。

すると、咳込んでも動かないことになり、窒息してしまいます。

それを避けたいですよね。

 

そのためには、お団子を、柔らかい素材で作ることも重要です。

お勧めは、ご飯を柔らかめに固めて作るお団子です。

 

普通に食べている白いご飯、あれを軽くすりつぶして、おはぎの中身くらいの柔らかさで作るのです。

スポンサードリンク

手に水をつけて丸めれば、なんとかまるっぽい形になります。

それに、黄粉や、少しゆるめのあんこをかけた形で差し上げてください。

 

もちろん、お月様を見立てた白くて丸いお団子の形を目で楽しむのは重要なことです。

でも、少しぐらいいびつでも、家族の安全が第一です、前歯がちょっとしかない人でも簡単に噛み切れるような柔らかさのお月見団子を用意してあげること、考えてあげてくださいね。

丸くて堅い団子が食べたい元気な大人は、幼児や老人が寝静まった夜中にこっそりいただきましょう(笑)。

 

 

もしものどにつっかえたらどうするか?

 

運悪く、柔らかいお団子でも小さなお子さんがのどに詰まらせてしまったら?

あるいは、夜中にこっそり硬いお団子を食べていたあなたのパートナーがのどに詰まらせてしまったら?

応急処置について書いておきます。

 

1.咳をさせる

ともかく、食べ物をまき散らして構わないから今すぐ咳をしなさいと促してみてください。

口の中のものも全部出させます。

汚れたら拭けばいいのです。

 

2.せなかをたたく

背中の肩甲骨と肩甲骨の間を平手で強くたたいてください。

その衝撃で外れやすくなることがあります。

 

3.おなかを圧迫する

後ろに回って手を回し、みぞおちのあたりでしっかり手を組んで、その組んだ手でみぞおち付近を圧迫するようにぐっとしめます。

これで、胸腔内の圧が上がるのでそれでぽ~んとつまったお団子が飛び出してきます。

みぞおちで駄目なら、もう少し上、肋骨の下の方全体をギュッとしめます。

 

4.意識を失ったなら

まず、複数の人がいるなら一人には救急車を呼んでもらいます。

別の人が、口の中に指を突っ込んで詰まっているものをかきだしましょう。

それから、背中をたたき、胸をぎゅっと圧迫してみてください。

 

それでも出ない、呼吸できないようなら救急車を待ちましょう。

救急隊と連絡できるようなら、指示に従いながら掃除機で吸い出すという荒業を使って見るのもありです。

(隙間用のノズルなどで吸いますが、的確に行わないと舌などの吸うと危険な部分を吸い込んでしまうので、医学的知識の乏しい人は無理しない方がいいです。)

 

 

安全な月見団子の食べ方のまとめです

 

乳幼児や、入れ歯の多い高齢者と食べるときには、ご飯でやわやわのお団子にしましょう。

おはぎで代用してもいいですね。

もしものどにつまらせたら、咳させる、背中叩く、お腹や胸をぎゅっと抱きしめて吐かせる。(詳しくは前の段落を)

 

お月様も、自分を祝ってくれてるのに、のどに詰まらせて大騒ぎになったんじゃあ、ありがた迷惑ですからねえ。

スポンサードリンク
LINEで送る
[`buzzurl` not found]

月見団子 3歳以下の幼児や高齢者と食べるときの注意点」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 恵方巻 具材と巻き材の工夫で高齢者も誤嚥しにくく安心して楽しめます | 官兵衛の覚え書き

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です