インフルエンザA型とB型の違いはなに?症状や治療法も変わるの?

インフルエンザの流行で毎年話題になるのはA型が多いですよね。

香港型といわれるH3N2や2009年の新型パンデミック株といわれるH1N1pdmが主な流行型です。

でも、それ以外に、インフルエンザB型に感染していたという話も聞きます。

 

違いはなに?どっちが怖いの?予防と治療はウイルスの型によって異なるの?

 

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インフルエンザワクチンはA型とB型のウイルスの両方に対応している

 

毎年、10月ぐらいから医療機関で接種可能になるインフルエンザワクチン。

これには、その年の冬に流行するであろうウイルスの型に対応したウイルスの不活化粒子が含まれています。

 

具体的には、予測されるウイルス株を鶏の受精卵で増幅させてから抽出、精製し、ホルマリンなどで感染できないようにウイルスを不活化したものです(元に戻らないレベルにばらばらです)。

 

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2010年以降に含まれているウイルス株は

1.インフルエンザA型のH3N2型と呼ばれるタイプのウイルス株のどれか

2.インフルエンザA型のH1N1型と呼ばれるタイプのウイルス株のどれか

3.インフルエンザB型のウイルス株のどれか

の3種類の組み合わせが基本です。

 

これらはウイルスの流行型に合わせて数年おきに大きな見直しがあります。

たとえば、2009年の新型インフルエンザが出る前は別のタイプのH1N1ウイルス株が主に用いられていました。

でも、新型以降はH1N1株で流行するものはほぼすべて新型ウイルスにとって代わってしまったので、それ以降はワクチンもそれに対して作られています。

 

一方、B型も毎年、いくつかの株の中から選ばれて、ワクチンに入ってます。

でも、A型のように細かく分かれていません。

だから、話題になることもあまりありません。

 

でも、基本的には、予防接種の中にB型対策もしっかり入っています。

つまり、感染しない方がよいウイルスであることは間違いないのです。

 

 

 

インフルエンザA型とB型の違いは症状にも 高熱型とお腹風邪型

 

インフルエンザA型とB型の違いは症状にも現れます。

A型が好んで感染するのは呼吸器系の上皮細胞ですから、のどや鼻の症状が目立ちます。

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これに対して、

B型は消化管上皮に感染しやすいので、下痢や腹痛などのお腹風邪のような症状が出やすいことも特徴です。

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もうひとつ、症状の違いの中で明瞭なのは熱の出やすさです。

基本的にはA型の方が高熱が出やすく、しかも一気に上昇することが多いのです。

これに対して、B型はあまり高熱が出ないことの方が多いです。

 

この理由としては、ウイルスの増殖力に差があることが指摘されています。

A型インフルエンザウイルスは増殖するスピードが速いので、体内で増えるときも一気に増えます。

さらに、増えるたびに遺伝子の読み違いなどが起こるチャンスが増えますので、変異するスピードも早くなり、我々の免疫の対応がおいつかないのです。

 

B型インフルエンザウイルスはA型に比べれば増殖スピードが遅いのです。

結果として、様々な症状の出現がマイルドになります。

 

 

流行の時期ですが、ほとんどの場合、A型の方が先に流行のピークを迎えます。

B型が目立つようになるのは3月や4月が多いのです。

これもやはり、ウイルスの増幅のスピードに差があるということが影響しています。

B型は、流行するほどに増えるまでには時間がかかるというわけです。

 

 

 

インフルエンザA型とB型の違いは治療法にもあるのでしょうか?

 

インフルエンザの基本的な治療は、安静にして体を休めて、ウイルスの増殖が落ち着くのを待つことにあります。

これはウイルス感染症全般に共通して言えることです。

十分に休養が取れる人なら、暖かくして栄養を取って寝ているのが一番です。

 

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でも、タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザウイルス薬も使えますよね。

これらの薬を飲むと、体内でのウイルスの伝播が抑えられるので、ウイルス量のピークに達する前に飲めば、症状が軽くなります。

 

インフルエンザA型とB型の治療方法ですが、これもやることは同じです。

 

1.安静にして休憩して症状が落ち着くのを待つ

2.タミフルなどの抗ウイルス薬はA型にもB型にも有効であるから、医師と相談の上で使用する

これでOKです。

 

しかし、A型では高熱が出やすい、B型では下痢しやすいなどの症状の違いがありますので、

A型ではアイスノンなどで熱の症状に対する対策を準備しておく

B型では下痢で脱水になりやすいので、水分とミネラル補給を準備しておく

などの対処方法の違いは考えておいた方がよいでしょう。

 

 

 

インフルエンザA型とB型の違い まとめ

 

A型は高熱が出やすい、B型は高熱はあまり出ないけどお腹に来る

12月から1月ぐらいに多いのがA型、3月ぐらいから目立つのがB型

 

どちらも治療の基本は寝ること

タミフルなどはどちらにも効くけど、使うかどうかは医者の指示に従って。

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